造園技術者を対象としたツリークライミング体験会・見学会

平成30年11月21日(水)、静岡市駿河区のしずおか里山体験学習施設「遊木の森」において「造園技術者を対象としたツリークライミング体験会・見学会」を開催しました。
〇研修のねらい
・新たな分野の技術研修として開催する。
・クレーンや高所作業車による従来の伐採作業とは異なり、大木に安全に登り剪定伐採等を行い、大きな枝などを降ろす技術が世界的に確立されている。技術の習得には、多くの研修や実践の積み重ねが必要となるため、まずは実際に体験する。
・今後の取組に役立つよう、特に造園技術への応用に絞った講義内容とする。 
 
〇研修の概要 
講師はアーボリストトレーニング研究所の渡邉真威氏、片平有信氏、望月聖己氏の3です。班を2班に分け、「ツリークライミング体験」と「チェンソーの取扱」の2つのメニューを午前と午後で交代して行いました。参加者は、実際にツリークライミングを行う体験会に22名、一連の講義や実習を見学する見学会に9名、計31名でした。 
 
〇ツリークライミング体験
最初に、望月講師から道具(サドル(ハーネス)、ロープ、ハウススリーブ、ヘルメット、カラビナ等)の種類、特徴、取り扱い等の説明と、必要な参考図書についてのアドバイスがありました。渡邉講師からはサドルの装着方法、土木用のハーネスとの違いなどの補足説明がありました。これらの道具を使うことより、樹上で両手が使え、安全な作業が出来る事が、高所作業では特に役立つそうです。
渡邉講師が登り方の見本を見せた後、研修生は各自サドルを装着し、好きな高さのロープを選び、ツリークライミングがスタートしました。今回はツリークライミングの基本の二本のロープを使ったDRT(ダブルロープテクニック)で登ります。手より足の力で登るのが楽に登るコツのようですが、皆さん要領を掴んですぐに登り切ってしまいました。
 
〇チェンソーの取扱
林業家でもある片平講師から、特に造園技術者が参考となるような点に絞り、チェンソーの点検・整備、ソーチェーンの目立ての方法、伐採のコツや注意点などの講議がありました。
〇プロのデモンストレーション
講師3名により、枯れた枝を樹上で伐採し、安全に下に降ろす一連の作業が行なわれました。
〇質疑応答
研修や道具の価格についての質問が多くありました。
 
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開会式(櫻井会長の開会挨拶) 道具や参考図書の説明
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サドルの説明(左:渡邉講師、中央:望月講師) 渡邉講師による登り方(DRT)の説明
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まず、サドル(ハーネス)を装着します 高さが異なるロープから好きなものを選びます
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ツリークライミングがスタートしました 皆さん要領を掴んでどんどん登っていきます
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目立て方法の講義(中央:片平講師) 講師3名によるデモンストレーション
 
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