「造園技術者のためのドローン技術研修会(現場実務編)」を開催しました
令和2年10月27日(火)、吉田町川尻の「大井川清流緑地」において、静岡県と当協会共催で「造園技術者のためのドローン技術研修会(現場実務編)」を開催しました。受講者は、県関係者1名、造園緑化協会会員20名の計21名です。
〇開催概要
当協会は一昨年から新たな分野の技術研修に取り組んでおり、昨年開催した座学主体のドローン技術研修会「初級編」と「中級編」の集大成として、現場において業務への活用を前提としたドローン技術を学ぶ「現場実務編」を実施しました。
〇研修の内容
講師には昨年に引き続き、ドローンビレッジ富士代表の望月紀志氏((株)望月造園)を講師に迎え、「UAV(ドローン)写真測量の実務」「薬剤散布ドローンのデモフライト」「小型ドローンの取り扱い」の講義を行いました。
昨年の研修を受講していない参加者もいたことから、最初にドローンについての概要説明を行った後、実務研修をスタートしました。
「UAV(ドローン)写真測量の実務」では、測量エリア等のデータをアプリに入力した後、ドローンによる自動撮影を行い、ノートパソコンでのデータ処理までの行程を実演しました。参加者は大型ディスプレイで操作状況を確認しながら、一連の作業の流れを把握する事が出来ました。
「薬剤散布ドローンのデモフライト」では、全国での活用事例等を紹介した後、デモフライトを行いました。
最後に初級、中級編で使用した小型ドローンの取り扱いについて再度説明を行い研修を終了しました。
当日は天候に恵まれ、ドローンを実際に飛行させての実務研修を予定どおり終了することが出来ました。また、活用を前提とした具体的な研修内容であったことから、多くの参加者から質問が寄せられました。
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櫻井会長の開会挨拶 | 望月講師からのドローン概要説明 |
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操作方法を大型ディスプレイで確認 | 写真測量用のドローン |
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自動撮影中のドローンを確認する参加者 | 薬剤散布用ドローンのセッティング |
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薬剤散布用ドローンのデモフライト | 小形ドローンの操作方法の実演 |
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レーザー測量用ドローンの展示 | 研修会終了後も熱心に質問する参加者 |