緑や樹木に関する記事24-13

「なんじゃもんじゃ」満開 純白の希少種美しく 静岡市葵区

静岡市葵区の城北公園で25日、環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に指定されている希少種「ヒトツバタゴ」の花が満開を迎えた。別名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるキンモクセイ科の落葉広葉樹で、国内では長崎県の対馬や岐阜、長野両県の木曽川流域、愛知県に自生。同公園には90本ほどが植樹されている。

夜空に輝く”紫のシャワー” はままつフラワーパーク 浜松市中央区

浜名湖花博2024を開催中のはままつフラワーパークで25日、藤棚のライトアップが始まった。咲き誇るフジの花が春の夜空に美しく浮かび上がり、来場者を魅了している。満開となったノダナガフジの棚は長さ約80メートルで、白色の発光ダイオード(LED)で優美に照らし出され八重藤の藤棚も見頃を迎え、甘い香りを漂わせている。

貴重な「瓊花」見頃 井上靖文学館 長泉町

長泉町の井上靖文学館の庭で、日本の9カ所にしか存在しないとされる瓊花(けいか)が見頃を迎えている。鑑真を題材にした井上の著作「天平の甍(いらか)」にちなんで植えられ、白くかわいらしい花が来場者を魅了しているという。瓊花は鑑真ゆかりの中国・揚洲市の市花。鑑真が上陸した佐賀県の県立森林公園の瓊花が親株で、同館に2013年に植樹された。

(以上3件 令和6年4月26日 静岡新聞)

 

お問い合わせはこちら 9:00~17:00<br> Tel. 054-253-0586