緑や樹木に関する記事25-14
鑑真ゆかり「瓊花」甘く香る 井上靖文学館 長泉町
長泉町の井上靖文学館の庭で、全国9箇所のみで楽しめるとされる「瓊花(けいか)」が見頃を迎えている。鑑真を題材にした井上の著作「天平の甍(いらか)」にちなみ、12年前に植樹された。瓊花は鑑真ゆかりの中国揚州市の市花で甘い香りが特徴。同館の瓊花は、鑑真が上陸した佐賀県の県立森林公園の瓊花が親株という。
進化する花壇色鮮やか 東大場花の会20周年 三島市
今年発足20周年を迎える三島市東大場花の会の地域花壇が見頃を迎えた。約千平方メートルの敷地にある17箇所の花壇に色とりどりの花が咲き、地域内外からの来場者を楽しませている。現在はネモフィラやリナリア、ビオラ、キンギョソウなど合計5千株以上が青や黄、白、紫、赤、ピンクといった色鮮やかな花を咲かせる。5月上旬までは見頃は続くという。
以上2件(令和7年4月22日 静岡新聞)
トキワマンサク ライトアップ 湖西市
北限の群生地として県の天然記念物に指定されている湖西市神座のトキワマンサクが見頃を迎えている。19日夜、満開の花を付けた木々がこの日限定でライトアップされ、多くの人が訪れた。トキワマンサクは中国やインドが原産地。日本の群生地は神座地区、三重県の伊勢神宮、熊本県荒尾市の3箇所のみとされる。
(令和7年4月22日 中日新聞)