緑や樹木に関する記事25-15
春風に揺れ 長藤見ごろ 牧之原市
牧之原市静波の東光寺で、樹齢110年以上で根回りが4メートルある市天然記念物の長藤の花が咲き、見ごろを迎えた。薄紫色の花が風に揺れている。長藤は、1915年に当時の住職が磐田市の行興寺の「熊野の長藤」の枝を接木して育てたのが始まりとされている。現在5分咲きで、天候次第だが月末まで楽しめそう。
一方、吉田町片岡の林泉寺では、東光寺から接ぎ木された長藤が満開を迎えている。1967年に東光寺から譲り受け接ぎ木した。20メートル四方の藤棚では、無数の花々がかれんに咲いている。
(令和7年4月23日 中日新聞)
早咲きシャクナゲ色鮮やか 天城グリーンガーデン 伊豆市
伊豆市湯ヶ島の天城グリーンガーデンでシャクナゲが見頃を迎え、来園者を楽しませている。同園は約500種類のシャクナゲ約1万3000本を植栽し、1985年にオープンした。4月中旬から5月上旬にかけてさまざまな種類が咲き誇る。今季の開花は例年並み。広さ約5.8㏊の園内には「タイヨウ」などの早咲き種が花開き、ピンクや白など鮮やかな光彩を放っている。
(令和7年4月23日 静岡新聞)