緑や樹木に関する記事25-18
甘い香り 揺れるフジの花 行興寺 磐田市
磐田市池田の行興寺で「熊野の長藤」の名で知られるフジの花が見頃を迎え、訪れる人たちを楽しませている。境内には国の天然記念物に指定されている樹齢850年を超える長藤のほか、県指定のフジも5本が植えられている。平安時代にこの地ゆかりの熊野御前が植えたと伝わる長藤や藤棚は、春先の低温もありやや生育が遅れたが、このところの暖かさで次々と開花。境内一杯に甘い香りを漂わせている。
(令和7年4月26日 中日新聞)
クレマチスきれいに咲いて 旧ヴァンジ美術館 長泉町
県と長泉町などが5月下旬に旧ヴァンジ彫刻庭園美術館(同町)の利活用推進策として開くイベントを前に、庭園を彩るクレマチスの花々を整えるワークショップが開かれた。町から依頼を受けたクレマチスを販売するクレマコーポレーション(同町)が主催した。県内外から10人が参加し、雑草と絡まったつるをほどき、花が付きやすく、成長しやすくなるように仕立てた。
(令和7年4月26日 静岡新聞)
仰げばさらり はままつフラワーパーク 浜松市中央区
はままつフラワーパークでフジが見頃を迎えた。恒例の夜間のライトアップでは、幻想的な光景が広がった。園内には長さ80メートルほどのフジ棚もあり、ライトに照らされ、輝いているように見える花を熱心に撮影する来園者も見られた。
(令和7年4月28日 中日新聞)